三角和雄
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三角 和雄(みすみ かずお)は、千葉西総合病院院長と心臓センター長を兼務する大阪府出身の循環器内科医。東京医科歯科大学医学部医学科卒。
狭心症と心筋梗塞のカテーテル治療の件数では日本で1、2位を争う。狭心症の治療において高度な技術を要するロータブレーターを使ったカテーテル治療を年間600件も行っており、アメリカの医師格付け機関の「ベストドクターインジャパン」に選ばれるほどの国際的知名度がある。また、日本では唯一ロータブレーターの指導医の資格を持っている。
なお、専門は循環器内科だが、神経内科の経験もある。
[編集] 来歴
- 小学生の頃大病を患い、医師に憧れ医者を目指し、東京医科歯科大学に合格。
- 1982年3月に東京医科歯科大学医学部医学科を卒業。
- 東京医科歯科大学医学部第三内科に3年勤め、イリノイ大学医学部シカゴ校に留学し、カテーテルと出会う。
- ニューヨーク医科大学リンカーンメディカルセンター内科レジデント、カリフォルニア大学デービス校神経内科レジデント、ピッツバーグ大学メディカルセンター内科レジデント、カリフォルニア大学アーバイン校心臓内科クリニカル・フェロー、カリフォルニア大学ロサンゼルス校グッド・サマリタン病院心臓内科クリニカル・フェロー、ハワイ大学医学部内科(循環器部門)臨床助教授になどアメリカで12年間腕を磨く。
- 40歳で帰国し、千葉西総合病院心臓センター長・研修委員長となり、2000年に千葉西総合病院副院長。
- 2003年には東京医科歯科大学臨床教授となり、2004年に千葉西総合病院病院長と心臓センター長を兼務するようになった。