上信電鉄デキ1形電気機関車
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上信電鉄デキ1形電気機関車(じょうしんでんてつ - けいでんききかんしゃ)は、上信電鉄が所有する電気機関車である。
[編集] 概要
1924年、上信電気鉄道(当時)が改軌・電化した際に、ドイツのシーメンスシュケルト社から購入した。 3両(デキ1・デキ2・デキ3)が導入され貨物輸送に長年活躍していたが、1994年9月23日の貨物輸送廃止に伴いデキ2が廃車され、群馬県富岡市の公園に保存されている。 デキ1とデキ3には現在定期運用はなく、臨時のイベント列車などで活躍している。
[編集] 主要諸元
- 全長:9,180mm
- 全幅:2,657mm
- 全高:3,874mm
- 運転整備重量:34.54t
- 電気方式:直流1500V(架空電車線方式)
- 軸配置:B-B
- 台車形式:板台枠
- 主電動機:DJ11B形(50kW)×4基
- 歯車比:16:77=1:4.81
- 1時間定格出力:200kW
- 1時間定格引張力:3084kg
- 1時間定格速度:23.3km/h
- 動力伝達方式:歯車1段減速、吊り掛け式
- 制御方式:重連総括制御、抵抗制御、2段組み合わせ制御
- 制御装置:電磁接触器式
- ブレーキ方式:空気ブレーキ、手ブレーキ
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