丑三つの村
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『丑三つの村』(うしみつのむら)は西村望のノンフィクション小説、及びそれを原作とした映画。
1938年、岡山県苫田郡西加茂村で発生した津山事件を題材にしている。
目次 |
[編集] ストーリー
昭和の戦時下の時代。岡山の寒村で育った秀才青年・犬丸は徴兵検査で結核と診断され、望みだった戦争に行くことができなくなってしまった。その上、結核であったことが村の者たちに知れ渡り、村八分状態になってしまう。彼は女たちからは馬鹿にされ、村の青年たちからは迫害の対象となる。そして彼の恋人であったやすよも彼の元から離れていった。次第に追い詰められ彼は村人たちに対して、準備を整え、復讐を決行する。
[編集] 映画
1983年1月15日、松竹富士系にて公開された。本作品は映倫が「全編が残虐で非道的」と判断したため、R-18(成人映画)に指定された。
[編集] キャスト
- 古尾谷雅人 (犬丸継男)
- 田中美佐子 (やすよ)
- 池波志乃 (えり子)
- 原泉 (はん)
- 夏木勲 (赤木勇造)
- 石橋蓮司 (赤木中次)
- 山谷初男 (赤松巡査)
- 南城竜也 (葉村文明)
- 新井康弘 (中山哲夫)
- ビートきよし (出征兵士)
- 大場久美子 (竹中和子)
- 五月みどり (赤木ミオコ)