中国棋院
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ちゅうごくきいん | |
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簡体字表記 | 中国棋院 |
中国棋院(ちゅうごくきいん)は、中国の棋類(棋牌)に分類されるボードゲームの組織。囲碁、シャンチー(象棋)、チェス(国際象棋)、連珠(五子棋)、ブリッジ(桥牌)、麻雀(麻将)などを実施。1992年に設立。プロやアマチュアの大会の開催、棋士の育成などを行っている。
院長は、設立時には囲碁の名棋士である陳祖徳、2003年に陳が健康上の理由から退任し、やはり囲碁棋士で副院長であった王汝南となった。
組織としては、囲棋部、象棋部、国際象棋部などがある。
各地方を統括するための同種の組織として、上海棋院、成都棋院などがある。
囲碁の棋士の所属は中国囲棋協会、象棋の棋士の所属は中国象棋協会。
[編集] フィクションに登場する中国棋院
- 『ヒカルの碁』主人公のライバル伊角が中国棋院に滞在するエピソードがあり(単行本16巻)、中国全土から中国棋院に集められた有望若手棋士達が囲碁の研鑽に励む姿が描かれている。
[編集] 関連項目
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