丸の内御三家
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丸の内御三家(まるのうちごさんけ)は、Jリーグ開始以前の日本サッカー界において、日本サッカー協会および日本サッカーリーグの意思決定に非常に強い影響力を持っていた、下記の3社を指す言葉。
- 三菱重工業サッカー部(後の三菱自工サッカー部、現在の浦和レッドダイヤモンズの前身)
- 古河電気工業サッカー部(現在のジェフユナイテッド市原・千葉の前身)
- 日立製作所本社サッカー部(現在の柏レイソルの前身)
いずれも東京都千代田区の丸の内に本社を構えていた事からこの名前が付いた。日本サッカー界の流れを大学中心から実業団中心へと変化させた実績は評価されるものの、Jリーグ前史において非常に保守的な態度を貫き通した。しかしながら、プロリーグ化へ向けたプロジェクトにおいて大きな役割を演じたメンバーはこの3社出身の者が多い。Jリーグ前史において「良くも悪くも」日本サッカー界を牽引してきた存在であると言える。
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