二木謙一
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二木 謙一(ふたき けんいち、 1940年 - )は、日本の歴史学者。國學院大學教授。専門は日本中世史(戦国史)。有職故実研究の第一人者として知られる。また、数々の大河ドラマの考証を手がけたことでも有名。東京都出身。
国学院大学大学院日本史学専攻博士課程修了。1985年、『中世武家儀礼の研究』でサントリー学芸賞を受賞している。現在、豊島岡女子学園中学・高等学校校長でもある。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『年表戦国史』 (新人物往来社、1978年)
- 『合戦の舞台裏』 (新人物往来社、1979年)
- 『日本史こぼれ話 楽しみながら日本史に強くなる!』 (日本文芸社、1980年)
- 『関ケ原合戦 戦国のいちばん長い日』 (中央公論社、1982年)
- 『戦国リ-ダ-の頭脳と計略』 (産業能率大学出版部、1983年)
- 『大坂の陣 証言・史上最大の攻防戦』 (中央公論社、1983年)
- 『中世武家儀礼の研究』 (吉川弘文館、1985年)
- 『同盟と裏切りの条件』 (新人物往来社、1985年)
- 『一冊まるごと武田信玄の本』 (ロングセラーズ、1987年)
- 『長篠の戦い 織田・徳川鉄砲隊対武田騎馬軍団の死闘』 (学習研究社、1989年)
- 『慶長大名物語―日出藩主木下延俊の一年』 (角川書店、1990年)
- 『戦国武将の手紙を読む―乱世に生きた武将の鮮烈な心状』 (角川書店、1991年)
- 『織田信長の秘密―神になろうとした男』 (ベストセラーズ、1991年)
- 『信長・秀吉・家康に学ぶ成功哲学』 (三笠書房、1993年)
- 『明智軍記』 (新人物往来社、1995年)
- 『徳川家康』 (筑摩書房、1998年)
- 『中世武家の作法』 (吉川弘文館、1999年)
- 『誰かに話したくなる日本史こぼれ話200―楽しみながら日本史に強くなる』 (日本文芸社、2001年)
- 『武家儀礼格式の研究』 (吉川弘文館、2003年)
- 『時代劇と風俗考証―やさしい有職故実入門』 (吉川弘文館、2005年)
[編集] 編著
- 『武道』 (東京堂出版、1994年)
- 『明智光秀のすべて』 (新人物往来社、1994年)
- 『戦国織豊期の社会と儀礼』 (吉川弘文館、2006年)
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