井沢正
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井沢 正(いざわ ただし、1895年(明治28年)7月25日 - 1990年)は、日本の指圧師。
1916年(大正5年)神戸第二中学卒業後、朝鮮半島に渡り京成教員養成所を修了して以来30年間、朝鮮全羅南道にて教員を務める。この間、小学校、普通学校、女学校などの校長を歴任。戦後は、指圧の創始者浪越徳治郎の門下生となり、日本指圧専門学校浪越学園副校長、日本指圧協会副会長などを務める。江戸時代の按摩の名著『按腹図解』の研究により、1964年(昭和39年)に『按腹図解と指圧療法』を発表。経絡指圧の先駆けとなる。1990年(平成2年)に95歳で薨去。
[編集] 主な著書
- 経絡経穴と指圧療法
- 医心方と指圧療法
- 病理学教本
など