佐野洋子
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佐野 洋子(さの ようこ、1938年6月28日 - )は北京生まれの絵本作家。谷川俊太郎の元夫人。
武蔵野美術大学デザイン科卒。ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶ。帰国後、デザイン、イラストレーションの仕事を手がけながら、『やぎさんのひっこし』で絵本作家としてデビュー。
代表作である『100万回生きたねこ』は人生や愛について読者に深い感動を与える絵本として子供から大人まで親しまれた。海外絵本の訳本もある。
エッセイストとしても知られ、『神も仏もありませぬ』で2004年度の小林秀雄賞を受賞。
[編集] 主な作品
- 絵本
- 『おじさんのかさ』
- 『わたしが妹だったとき』
- 『わたしのぼうし』
- 『100万回生きたねこ』
- 『空とぶライオン』
- 『あのひの音だよおばあちゃん』等、多数。
- エッセイ集
- 『私の猫たち許してほしい』
- 『アカシア・からたち・麦畑』
- 『ふつうがえらい』
- 『がんばりません』
- 『神も仏もありませぬ』等。
[編集] 受賞歴
- 『おじさんのかさ』でサンケイ児童出版文化賞
- 『わたしが妹だったとき』で新美南吉文学賞
- 『わたしのぼうし』で講談社出版文化賞絵本賞
- 『ねえ とうさん』で日本絵本賞、小学館児童出版文化賞を受賞
- 『神も仏もありませぬ』(エッセイ集)で2004年度の小林秀雄賞を受賞。