全国納豆協同組合連合会
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全国納豆協同組合連合会(ぜんこくなっとうきょうどうくみあいれんごうかい)は全国納豆工業組合協会(全納協)を前身とする納豆製造業者による全国的な業界団体であり、全国に200社を越える会員所属企業を抱える。略称は全納連(ぜんのうれん)。
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[編集] 歴史
- 1939年(昭和14年) - この頃より各県で納豆組合ができ始める。
- 1941年(昭和16年) - それらの納豆組合が集まって全国納豆工業組合協会を設立する。
- 1954年(昭和29年)4月 - 中小企業等協同組合法に基づいて各協同組合からなる協同組合連合会とし、同時に全国納豆協同組合連合会と改称する。
[編集] 概要
インターネット上でも納豆PRセンターを通して納豆の調理法や、納豆の健康効果等、納豆に関する様々な情報を広く提供する事業を行っている。 一時期は所属企業が300社を超えた事もあったが平成18年の深刻な石油価格高騰にともない多くの業者が廃業し現在は300社を割り込んでいる。 納豆の日本一を決定する全国納豆鑑評会を主催している事でも有名である。
[編集] 全国納豆鑑評会
1996年(平成8年)より毎年2月中頃、1年に一度全納連が主催している行事で納豆の日本一を決定する鑑評会。 加盟する全国の納豆製造業者が、1社につき1製品、市販している自社製納豆を出展し、その中から納豆日本一を決定する。 一番の栄誉とされる最優秀賞の他に優秀賞等が設けられている。 優秀賞が小粒・極小粒部門、大粒・中粒部門のように分けられている点は 納豆が粒の大きさによって個人の好みの差の生じる事の多い食品である事を反映している。
[編集] 納親会
1975年(昭和50年)設立。全納連は納豆製造業者だけの組織であるが、納親会は納豆の製造に関わる様々な企業が加盟する。納豆製造業者とそれに関わる業者との橋渡し的存在となる組織である。製造機器メーカー、容器メーカーの他、カラシメーカーや、タレメーカー等が加盟する。加盟には全納連所属企業との取引業者である事の他に、納親会会員の推薦を条件としている
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 全国納豆協同組合連合会 納豆PRセンター 公式サイト