全日本スキー技術選手権大会
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全日本スキー技術選手権大会(ぜんにほんスキーぎじゅつせんしゅけんたいかい)は全日本スキー連盟(SAJ)が運営する、スキーの総合技術を競う大会である。技術選と略称されることがある。
[編集] 概要
タイムで順位が決まるのではなく、文字どおり斜面を下る技術を競う大会であり、複数の種目をジャッジ(イグザミナー)が判定し得点をつける。5審3採が採用されており、 最も高い得点を付けたジャッジ、最も低い得点を付けたジャッジの得点が採用されない。
アルペンやノルディックなどのいわゆる競技スキーはSAJの競技本部が統括するが、技術選は教育本部が開催する大会である。
[編集] 歴史
1964年から年1回開催されており、2007年の大会まで通算44回が開催されている。第1回から第15回までの大会名称は「全日本デモンストレーター選考会」、第17回から第22回までの大会名称は「全日本基礎スキー選手権大会」であった。1990年~1995年までは外国人選手の出場が認められ、女子は5年連続で男子も3年連続で外国勢が制した。