八王子市立高尾山学園
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八王子市立高尾山学園(はちおうじしりつ たかおさんがくえん)は、2004年4月に開校した八王子市立の小中一貫教育校で、「不登校児童・生徒のための体験型学校特区」の認可を得て、公立学校としては国内初めて、不登校の子どもを対象とした学校で、特別支援教育の学校ということになる。
特区の認可を受けたことにより、教育課程はかなり弾力的な運用が許されており、それぞれの生徒のこれまでの学力の蓄積を背景にして習熟度別の指導と個人指導、体験型の学習をその特色としている。
従来、不登校の子どもたちの支援となると民間のフリースクール、フリースペースが中心であったが、この学校の誕生により、公教育の中でどのような試みが可能なのか、ということで多くの方面から注目されている。