千葉急行電鉄
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千葉急行電鉄株式会社(ちばきゅうこうでんてつ)は、1957年に小湊鐵道が取得した千葉~海士有木間の免許を京成電鉄が譲受し、沿線開発と旅客需要を当て込んで新線を建設・運営するために1973年に設立された第三セクターの鉄道事業者である。
1977年に建設が開始されたが、建設費の高騰と工事の遅れで費用が嵩み、1992年の開業時には高い運賃設定をせざるを得なかった。それに加えてバブル崩壊による郊外住宅地の需要低下もあいまって旅客需要は伸び悩むこととなり、1994年には債務超過に陥った。1998年に事業を京成電鉄に譲渡し、会社は清算された。
[編集] 路線
- 千葉急行線 千葉中央~ちはら台間 10.9km …京成電鉄が引き継ぎ、同社の千原線となった。