双手刈
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双手刈(もろてがり)は柔道の投げ技の手技16本の一つ。現代仮名遣いを用い双手刈りとも表記される。
取りは両手で受けの両脚を刈り、後ろに倒す技。しかし、ルール上、中学生以下は両手で脚を取るのは反則(高校以上は可)なので使えない。時間終了の間際に優勢負けしそうな選手がやぶれかぶれで使う事が多いが、相手選手も当然に警戒するため殆ど掛かる事は無い。また、技の華麗さを求める傾向にある日本では、双手刈は朽木倒と並んで美しくない技の代表格である(これがグルジアだと事情が異なる)。
なお、この技は古流柔術の膝折りが由来である。これは両膝裏を両手で引いて折ってから持ち上げて後ろに倒す技である。不意打ちも可能な実戦用の手法であり、試合できめるのは難しい。そのためレスリングの技両足タックルような形が主流になっている。
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