句切れ
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句切れ(くぎれ)とは、意味や内容、調子(リズム)の切れ目のこと。短歌や俳句は、一つの歌の中に、二つの内容が表現されていることが多い。その前半の内容の終わり部分を「句切れ」という。作品の途中で「。」を付けられるところを探してみるとよい。
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[編集] 句切れの種類
[編集] 短歌
短歌は「初句切れ」「二句切れ」「三句切れ」「四句切れ」「句切れなし」がある。
- ○○五○○/○○○七○○○/○○五○○/○○○七○○○/○○○七○○○/
[編集] 俳句
俳句は「初句切れ」「中間切れ」(二句の途中で切れる)「二句切れ」「句切れなし」がある。
- ○○五○○/○○○七/○○○/○○五○○/
[編集] 見分け方
「句切れ」を見つけるためには幾つかの手法が存在する。
- 俳句によく使われる「切れ字」を手がかりにする。
- 「切れ字」→「ぞ」「かな」「や」「けり」「ず」「ぬ」「らむ」があれば、そこが句切れ。
- 感動を表す語を探す。
- 「感動を表す語」→「けり」「なり」「かな」「かも」等があれば、そこが句切れである。