各務鎌吉
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各務 鎌吉(かがみ けんきち、1868年12月22日 - 1939年5月27日)は実業家。
岐阜県生まれ。東京府立第一中学校(現東京都立日比谷高等学校)を経て、1888年東京高等商業学校(現一橋大学)を首席で卒業。
1888年京都府立商業学校教師等を経て、1891年東京海上保険入社。1922年明治火災保険会長、1925年三菱海上火災保険会長、東京海上火災保険会長、1927年三菱信託初代会長、1929年日本郵船社長、1930年貴族院議員、1935年日本郵船会長、1937年日本銀行参与理事。
日本火災保険協会・海上保険協会・船舶保険協会(統合され現日本損害保険協会)を創設。日本船主協会会長等も歴任。1939年記念して東京会場各務記念財団が設立された。
妻は岩崎弥太郎の姪。養子の孝平は東京海上火災保険会長や明治生命保険会長等を歴任した荘田平五郎の息子。
カテゴリ: 日本の実業家 | 日本の国会議員 (1890-1947) | 1868年生 | 1939年没