吉岡たすく
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吉岡たすく(よしおかたすく、1915年 - 2000年) は、大阪府出身の児童文化研究家。テレビの教育相談番組で活躍した。本名は吉岡佐(たすく)。
天王寺師範学校を卒業し、1935年から小学校の教員や校長を務める傍ら、幼児教育・文化、童話などの研究を進めた。日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは、小学校教諭時代の教え子である。
1975年3月に退職後、研究活動を続けながら、全国各地で講演を行い、著作を発表。1976年からフジテレビ系で放映された「テレビ寺子屋」のレギュラーを23年にわたり務めるなど、テレビやラジオで人気を博した。1972年、児童文化への貢献で久留島武彦文化賞を受賞。1981年、放送への功績により放送文化基金賞を受賞。
[編集] 主要な著書
- 『吉岡たすくの「子供学」対談』佼成出版社
- 『笑っててお母ちゃん』佼成出版社
- 『吉岡たすく著作集・全12巻』雷鳥社
- 『小さなサムライたち』PHP研究所
カテゴリ: 人物関連のスタブ項目 | 1915年生 | 2000年没