名前をつけてやる
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名前をつけてやる | ||
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スピッツ の オリジナルアルバム | ||
リリース | 1991年11月25日 | |
録音 | - | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 38分54秒 | |
レーベル | ポリドール | |
プロデュース | スピッツ&高橋信彦 | |
スピッツ 年表 | ||
スピッツ (1991年) |
名前をつけてやる (1991年) |
オーロラになれなかった人のために (1992年) |
名前をつけてやるは 日本のロックバンド、スピッツの2ndオリジナルアルバム。
[編集] 解説
- ファンの間では、初期の傑作として非常に評価が高い。このアルバムを最高傑作と評する声も少なくない。
- ただ、レコーディングがスムーズにいったため、メンバーは「あんまり思い出がない」と語っていた。
- このアルバムを作った理由も「デビュー当時はライブもあまりなくて暇だったから」そうである。デビュー作からわずか8ヶ月後のリリースであった。
- アルバムとして非常によくまとまっており、全体的に短い曲が多いのも特徴。
- 限定アナログ盤が1997年6月6日にリリースされた。曲順が異なる。
- 音質向上のため、スティーブン・マーカッセンによりリマスタリングされ、2002年10月16日に再販された。
[編集] 収録曲
- ウサギのバイク (3:28)
- アルペジオで始まるイントロが印象的。1番は“ラララ…”だけという変わった曲だが、ファンの間で根強い人気を誇る。草野自身もお気に入りの一曲で「自分で書いたとは思えない」という。
- 日曜日 (2:36)
- 前曲とは一転した軽快なロックナンバー。
- 名前をつけてやる (3:44)
- アルバムの表題曲。
- 鈴虫を飼う (4:48)
- ギターの三輪テツヤが作曲。
- ミーコとギター (2:46)
- スピッツの楽曲のなかで初めて人の名前が登場した曲。
- プール (3:52)
- 誰もいないプールに一人仰向けに浮かんでいるというイメージ。サビのメロディーが秀逸。ファンの間でも人気が高い。
- 胸に咲いた黄色い花 (3:24)
- サビの詞が印象的。ポップなメロディにも関わらず人によっては切実なフレーズで、涙を誘うほど。
- 待ちあわせ (2:58)
- パンクバンド時代の名残りを留める激しい曲。
- あわ (4:31)
- ジャズを意識した4ビートの曲。仮タイトルは「シャボン」。
- 恋のうた (2:40)
- スピッツがパンクロックから転向し、転機となった曲。草野がアコースティックギターで作曲した初めての曲で、メジャーで発表している曲で最も古い曲と言われている。インディーズアルバム『ヒバリのこころ』にも収録されており、そちらでは多少ロック色が強いが、本作ではアルペジオが入っている。
- 魔女旅に出る (3:59)
- 3rdシングル。壮大なオーケストラでアルバムを締めくくっている。
[編集] 関連項目
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