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和漢三才図会 (わかんさんさいずえ)は、1712年(正徳2年)頃出版された日本の百科事典である。編集者は大阪の医師寺島良安で、師の和気仲安から「医者たる者は宇宙百般の事を明らむ必要あり」と諭されたことが編集の動機であった。中国の『三才図会』を範とし、いわば絵入りの百科事典とでもいうもので、項目ごとに異なった執筆者により記事が執筆されている。全体は105巻81冊に及ぶ膨大なもので、各項目には和漢の事象を並べて考証し、図を添えた。
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