嘉納治五郎杯国際柔道選手権大会
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嘉納治五郎杯国際柔道選手権大会(かのうじごろうはいこくさいじゅうどうせんしゅけんたいかい)は、日本の柔道大会である。
[編集] 概要
現在の柔道の礎を築き、講道館を興した嘉納治五郎の功績をたたえ、柔道の国際化を推進する目的で、1978年にスタートした。ただし、開催ペースは一定ではなく、2006年までに12回行われている。
もともとは男子のみの大会だったが、2006年3月の全日本柔道連盟の理事会と評議会で「連盟主催の大会を整理・統合する」という方針が打ち出されたことにより、同年まで福岡市で行われていた福岡国際女子柔道選手権大会を吸収し、2007年以降は男女両方が行われる大会となる。またこれに合わせ、大会名も「嘉納治五郎杯東京国際大会ワールドグランプリ」に改められることになっている。