国際大学
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国際大学 (こくさいだいがく 英名:International University of Japan / IUJ)は、大学院大学。
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[編集] 概要
「国際社会に貢献するために必要な、高度な相互理解と専門的且つ実践的な知識を持つ人材を養成することを主目的と」して、中山素平・水上達三ら財界有力者が発起人となって1982年に開学した。大学院のみを設置している大学院大学としては一番歴史が古く、講義・演習の全てが英語で(留学生に対しては日本語教育も)行われる。国際関係学、国際開発学、国際平和学、及び国際経営学、E-ビジネス学の5つのコースがある。MA及びMBA、Master of E-Businessの学位が取れる。MBAプログラムは米国のダートマス大学Tuckビジネススクールの協力を得て作られており、ケーススタディーと講義が半々という特徴を持っている。日本のMBAスクールとしては唯一、英国のエコノミスト誌で世界のトップMBAスクールの100校中の1校としてランクインしている。全てのプログラムを通じて、学生は日本人および世界各国50カ国以上から来ており、その多くは母国を代表する政府高官やプライベートセクター出身者が多い。修了後は派遣元である各国政府機関・企業に戻るケースと国連等の国際機関、投資銀行、コンサルティングファーム、ベンチャーキャピタル、日本企業、各国のNPO、海外の大学院の修士専門分野や博士課程に進むケースなど多様である。
新潟県南魚沼市にキャンパスがあるが、東京都港区六本木にもグローバル・コミュニケーション・センターなどの拠点がある。
[編集] 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
英名Center for Global Communications、略称GLOCOM。
社会システム論や比較文明論的な観点から、情報社会および日本社会を多面的に研究する拠点として1991年4月に開設された。初代所長は村上泰亮。その後長年にわたって公文俊平が所長や代表を務めてきたが、2006年8月からは特別研究顧問。現所長は宮原明。
[編集] 設置研究科・研究所
- 国際関係学研究科(GSIR)
- 国際経営学研究科(GSIM)
- 国際大学研究所
- 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
[編集] 外部リンク
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