坂本忠雄
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坂本 忠雄(さかもと ただお、1935年 - )は、日本の文芸雑誌新潮の元編集長。東京都立新宿高校を経て、慶應義塾大学文学部独文学専攻を卒業。新潮社入社。三田文学新人賞選考委員、開高健記念会会長。こども読書推進賞表彰選考委員。父は元衆議院議員の坂本実。次女坂本徳子は翻訳家。
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[編集] エピソード
- 福田和也が世に出る前、江藤淳に目にかけられていたが、感謝しながらも、「やはり先行する世代と戦わなければ、本当の意味で一人前の批評家とはいえないと考え、自分のスタイルの確立の必要性を感じていた。当時『新潮』編集長の坂本から日頃、「江藤さんは白昼堂々と小林秀雄の舞台を盗んだんだ。批評家はそうでなくてはいけない」と言われていたこともあったと書いている。 (『文藝春秋』平成十二年九月号/文藝春秋)
[編集] 著作
- 〈手記〉小林秀雄と斎藤十一、小林秀雄生誕百年記念『新潮』四月臨時増刊
- アクティブ・エイジングをめざして――私の見聞した文学者の晩年――'99国際高齢者年記念・ダイヤ高齢社会研究財団講演(ダイヤ財団新書、2002年2月)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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