増井経夫
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増井 経夫(ますい つねお、1907年(明治40年) - 1995年(平成7年))は、日本の東洋史学者。専攻は清代史。
[編集] 略歴
- 1930年(昭和5年) - 東京帝国大学文学部東洋史学科卒業。卒業論文は「清代の広東貿易について」
- 日本大学、東京外国語大学、明治学院大学等で講師を務めた後、金沢大学法文学部教授に就任。
- 1972年(昭和47年) - 金沢大学法文学部教授を定年退官。
[編集] 主著
- 『大清帝国』(講談社学術文庫、2002年)ISBN 4-061-59526-1 - 『中国の歴史 第7巻 清帝国』(講談社、1974年)を改題、文庫化
- 『アジアの歴史と歴史家』(吉川弘文館、1982年)ISBN 4-642-08005-8
- 『中国的自由人の系譜』(朝日新聞社、2005年)ISBN 4-86143-042-9
- 『『智嚢』中国人の知恵』(朝日新聞社、2005年)ISBN 4-86143-035-6
- 『中国の銀と商人』(研文出版、1986年)ISBN 4-87636-064-2
- 『中国の二つの悲劇 アヘン戦争と太平天国』(研文出版、1978年)
- 『中国の歴史と民衆』(吉川弘文館、1972年)
- 『太平天国』(岩波新書、1962年)