増田れい子
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増田 れい子(ますだ・れいこ 1929年-)は、日本のジャーナリスト、エッセイスト。元毎日新聞東京本社論説委員、学芸部編集委員、サンデー毎日記者。肩書きは、自身が呼びかけ人として参加する「マスコミ九条の会」では「エッセイスト」である。東京大学文学部国文学科卒業。東京府豊多摩郡杉並町(現・東京都杉並区)生まれ、茨城県稲敷郡牛久村城中(現・牛久市城中町)育ち。母は、小説家住井すゑ、父は農民文学者犬田卯。
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[編集] 概要
犬田卯と住井すゑの次女。第二次世界大戦後初めて正式に採用された女性記者の一人。1991年毎日新聞初の女性論説委員になる。1984年には女性初の日本記者クラブ賞を受賞。著書には暮らしをテーマにしたエッセイが多い。社会運動も盛んで、「司法改革市民会議」委員の他、「マスコミ九条の会」、「女性『九条の会』」などに関わる。
住井すゑ家族の牛久沼畔の田舎暮らしは、エッセイ『母・住井すゑ』に詳しい。
[編集] 略歴
[編集] 主な著書
- 『母・住井すゑ』(1998年 海竜社)ISBN 4759305351
- 『看護 ベッドサイドの光景』(1996年 岩波書店)ISBN 400430430X
- 『沼の上の家』(1992年 労働旬報社)ISBN 484510251X
- 『インク壺』(1988年 暮らしの手帖社)ISBN 4766000129
- 『花の香がする…』(1981年 サンマーク出版)
- 『独りの珈琲』(1981年 鎌倉書房)
- 『午後の思い』
- 『しあわせな食卓』
- 『春の予感』
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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