夏のあらし!
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夏のあらし!(なつ - )は、小林尽の漫画作品。『月刊ガンガンWING』(スクウェア・エニックス)2006年10月号より連載中。
目次 |
[編集] あらすじ
夏休みを利用して田舎の祖父の家に泊まりに来た八坂一。彼はたまたま涼みに入った喫茶店の従業員・あらしに一目惚れをしてしまう。とあるきっかけであらしが一に触れた瞬間、2人の間に雷のような衝撃が走る。あらしは「通じた!」と洩らすと、驚いた一を外へ連れ出す。そのまま2人で裏山を駆け抜けると、目の前には現代の日本だとは思えない風景が広がっていた……。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
- 嵐山 小夜子(あらしやま さよこ)/通称:あらし
- 喫茶店「方舟」(はこぶね)で働く、黒のロングヘアが似合う古風な美少女。飄々とした性格だが、凛とした雰囲気を持っている。一に教えられてスケボーやクレーンゲームにはまるなど、チャレンジ精神は旺盛で負けず嫌い。一般常識に疎くスキがあり、そこが男心をくすぐるとのこと。しかし実は60年前(戦中、1940年代前半)の人間で、タイムトリップできる特性を身に付けている。当時は高等女学校に通っており、その頃から容姿は変わっていない。自分でも何故こうなってしまったのか理解しておらず、その真相を探るために"通じた"相手(一)と共に現代と60年前のタイムトリップを行う。自身のことを半分幽霊みたいな存在だと思っている。外出の際はもっぱらスケボーに乗っており、着物のままでも楽々と乗りこなしている。
- 八坂 一(やさか はじめ)
- メガネがトレードマークの13歳(中1)の少年で、本編の主人公。夏休みに祖父の家へ身を寄せた際、あらしに一目惚れしたことから彼の非日常が始まった。初対面の人間にも気さくに話しかけたり、ノリが良かったり、さりげない気配りをするなどと社交性の高さが見られる。惚れた女の子(あらし)のために体を張る勇敢な面もある。あらしと"通じた"ため、一緒に"方舟"の従業員を勤めなが60年前の真相を解き明かす手伝いをする。
- 上賀茂 潤(かみがも じゅん)
- 「方舟」の常連だが、いつの間にか従業員にされてしまった。一と同じ13歳。最初に一に話しかけられたときは少し迷惑そうだったが、いつの間にか友達となり行動を共にすることが多くなった。一と出かける際は大抵彼の自転車の後ろが定位置。演技力が高く、大学生の自主製作映画に参加した際に一や大学生に絶賛された。一に容姿や考え方が「女っぽい」と言われることが多く、その度に強く否定しているのだが、ふとしたことから"通じた"カヤにある秘密が露見する。
- カヤ(Kaja)
- あらしの60年前の友人で、ドイツからの留学生。空襲のゴタゴタで離れ離れになってしまい、現代になって"方舟"であらしと再会を果たす。お嬢様らしく物腰が穏やかで静かだが、やや毒舌家。戦争のせいで帰れなくなったドイツに帰りたいと常々洩らしていたが、あらしとはきちんと友情を感じている。あらしと同様の能力を持ち、潤と"通じた"ことでタイムトリップが可能となった。ただし、彼女が"通じる"相手とはあらしとは反対で女の子とだけである。
- マスター
- 喫茶店「方舟」のマスター。推定21~24歳の女性。しかし本当は"方舟"の本来のマスターではなく、詐欺師。男子学生に貢物をさせたり、勝負事に勝つためにどんな策をも講じる悪女である。「世の中カネだ!」と明言しているが、素性の知れないあらしを雇ったなど懐の深い部分もある。
[編集] 既刊
- 2007年3月27日初版 ISBN 9784757519602
[編集] 外部リンク
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