外耳
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耳介と外耳道を合わせて外耳(がいじ)という。
[編集] 耳介
耳介(じかい)は、外耳道より外に付着した皮膚と軟骨より形成される扇状の構造物。ヒト以外の動物では集音効果のある物が多く、随意運動が可能である種も多い。ヒトにおいては集音効果は乏しく、耳介を動かす筋も発達していない。なお、耳垂は耳介にふくまれる。
[編集] 外耳道
外耳道(がいじどう)は、いわゆる耳の穴のこと。骨部と軟骨部に分かれている。骨部は毛が生えておらず、軟骨部は毛が生えており皮脂腺などもある。感覚神経は外側が三叉神経支配であり顔面の知覚と同じであるが、内側は迷走神経支配であり咽頭の知覚神経と同じである。外耳道の内側(奥側)をさわると咳が出るのはそのためである。
[編集] 外耳の異常・疾患
- 外耳炎
- 耳介軟骨膜炎
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