大谷能生
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大谷 能生(おおたに よしお、1972年6月29日 - )は、評論家、音楽家。青森県八戸市出身。横浜国立大学中退。
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[編集] 概要
1996~2002年までは「複製技術を前提とした音楽制作に対応する批評の確立」を目的とする音楽批評誌「EsPresso」を編集・執筆する他、批評活動、演奏活動(サックス、エレクトロニクス奏者である)をメインに教養的かつレフトな姿勢で日本のインディペンデントな音楽シーンに深く関わり、アンダーグラウンドでは着実に評価を得ていく。
彼の名を一般に広くしたきっかけの一つは菊地成孔とコンビを組んでの活動だといわれる。東大教養学部やアテネ・フランセ映画美学校で共に音楽の講義を担当し、その講義録を出版。FMラジオ・パーソナリティを共に務める、などである。 他に、実質を伴う自主的活動も継続的に数多くこなしている。演奏家としてのライブ活動や、自身主催の対談イベント『大谷能生のフランス革命』や音楽、文学に関するレクチャーを開くなど精力的に活動をしている。 現在ウェブ@エスクァイアにて文学に関する連載を行っている。
彼の嗜好は幅広く、音楽に関しては一番好きなのはモダン・ジャズと発言しているが、現代音楽、ブラック・ミュージックにも精通し、批評を行っている他、GLAYなどJ-POPも好きだという。
[編集] ラジオ番組
[編集] 参加バンド
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[編集] 関連項目
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