天使祝詞 (漫画)
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『天使祝詞』(てんししゅくし)はくさなぎ俊祈の漫画。月刊ウィングス(新書館)で2001年から連載されている。
[編集] 物語
「殺人人形(キリング・ドール)」として、感情を持たない殺人者として育てられた少年・結(ゆい)。 同じ殺人者である宮城とともに生活し、組織からの「任務」を忠実に実行していく・・・・・・。
[編集] 登場人物
[編集] 暗殺者たち
- 結(ゆい)
- 組織によって、感情を持たない殺人者「殺人人形」として育てられた少年。その為、感情の出し方・一般常識などを知らない。
- 赤毛の長い三つ編みが特徴。胸には無数の傷があり、本人曰く「訓練でついた」らしい。
- 同じ暗殺者の宮城と教会に暮らしている。
- 宮城(みやぎ)
- 結の保護者的存在で、結が唯一心を許している相手。
- 普段は神父をしているが、実は結と同じ組織に属する暗殺者。神父をしている理由は「神様がこの世で一番残酷だからだよ」とのこと。
- 常に笑顔で滅多に怒らない。が、一度だけ結を怒ったことがある。
- 駿河(するが)
- 所長(しょちょう)
- 結・宮城・駿河が所属する組織の教育係と思われる人物。
- 幹部の傍ら喫茶店を経営しており、よく結に手伝わせている。
- 結の一般常識の無さに、「一般常識も教えておくべきだったかもしれない」と少し後悔している模様。
- 音桐(おとぎり)
- 結たちが所属している組織の元暗殺者。宮城の親友。
- 常に薬を服用し、一時的に恐怖心や痛みを麻痺させ暗殺を行っていた。そのうち「暗殺」から「快楽殺人」へと移行してしまい、組織から暗殺命令が下され宮城に殺される。
- 諫早(いさはや)
- 結の父親。組織から抜け出し、内戦の続く国で兵を務め、そこで宮城に殺される。
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