寒風山トンネル
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寒風山トンネル(かんぷうざんトンネル)とは、国道194号の愛媛県西条市と高知県いの町との間の寒風山の下を貫く、延長5432メートル、片側1車線の長大トンネル。四国最長の道路トンネルであり、無料で通れる道路トンネルとしては日本最長である。
このトンネルが開通するまでは、標高945m地点にある1964年開通の寒風山隧道があったが、トンネルの前後は高知県側・愛媛県側ともに急傾斜の林間を縫う悪路であり、大型車の利用には支障が多かった。また、大雨による通行規制、さらに冬季3ヶ月間は雪による路面の凍結等で通行止めになることも多かったため新トンネルの建設へとつながっていった。
なお、旧寒風山トンネルと区別する場合、新寒風山トンネルということもある。
危険物積載車はこのトンネルを通行できないので注意が必要(旧寒風山トンネルで迂回可能)。
トンネルは高知県に向かって登るだけの片勾配で、なおかつまったく曲線のない一直線という、誰しもスピードを大幅超過しがちな走行環境であるため、白バイが交通パトロールのため巡回していることがある。