小山靖憲
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小山 靖憲 (こやま やすのり,1941年 - 2005年)は、歴史学者。専攻は日本中世史。和歌山大学名誉教授。兵庫県出身。
1964年、東京教育大学文学部史学科を卒業。1971年、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。和歌山大学・帝塚山大学などで教鞭をとった。熊野古道研究の第一人者として知られ、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録に尽力した。
[編集] 著書
- 『中世村落と荘園絵図』 (東京大学出版会、1987年)
- 『中世寺社と荘園制』 (塙書房、1998年)
- 『熊野古道』 (岩波書店、2000年)
- 『世界遺産 吉野・高野・熊野をゆく―霊場と参詣の道』 (朝日新聞社、2004年)