小田部雪
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小田部雪(こたべ ゆき、1976年6月4日 - )は、大分県中津市出身、中津競馬場・荒尾競馬場所属の元騎手。小田部磨留男厩舎(中津)と幣旗吉昭厩舎(荒尾)に所属。
[編集] 来歴
中津競馬場の元騎手であり、調教師であった父・小田部磨留男の元で1994年4月9日デビュー、翌日の4月10日に初勝利。ワシュウタカハルとのコンビでアラブの重特戦線で活躍、1998年1月にアラブ新春杯で重賞初勝利を挙げるなど重賞2勝。1999年にはヨウメイカイカで中津菊花賞制覇。2001年中津競馬場の廃止を機に荒尾競馬場に移籍するも、翌2002年調教中の落馬事故がきっかけで引退。同年、中津と荒尾で同僚として腕を競った杉村一樹騎手と入籍。通算成績2754戦196勝、勝率7.1、連対率16.3。重賞3勝。
[編集] 人物・エピソード
- アイドル的な人気を誇り、そのルックスは地方競馬一との評判だった。同騎手目当てに遠方からはるばる中津競馬場まで足を運ぶファンもいた。
- 弟の和磨も騎手として中津競馬で騎乗していたが、1998年3月3日自動車事故を起こし帰らぬ人となった。享年20。
- JRAで唯一の騎乗となったのが2歳500万下戦のつわぶき賞(1999年11月28日JRA小倉競馬場・芝1700m)、中津所属のタイミングスキーに騎乗し8頭中の8着であった。