小鉄の大冒険
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『小鉄の大冒険』(こてつのだいぼうけん)は、MEE(みーくん)作の青年向け漫画 。 ワニマガジン社刊。 機関誌の廃刊により、本作も打ち切りとなる。 その為、コミックスも9巻を最後に続巻は出ていない。 OVA、小説版(後述)の他、OVAダイジェストを収録したCD-ROM、ドラマCD、PCゲームも発売された。
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[編集] キャラクター
- 鈴木凛(小鉄)・・いわくつきの妖刀、月山の使い手。5歳のころに奥京都に預けられ、師匠のあざみから京八流武術を仕込まれたが、14歳のころに京都を逃げ出し、かつて兄鉄人(テツヒト)の働いていた東京の探偵事務所の所長、久遠美保のもとに身を寄せる。鉄人の妹であることから、小鉄という愛称をつけられた。
- 御門達也・・表社会では有名な陶芸家。式神を操る裏社会の顔を持つ。小鉄を好きになる。
- 久遠美保・・東京で探偵事務所の所長を務める私立探偵。小鉄の保護者的存在。
[編集] あらすじ
[編集] アニメ
1996年にOVAとして制作(全2巻)
[編集] スタッフ
[編集] キャスト
[編集] 小説版
小鉄の大冒険 お凛ちゃん、ふるさとへ帰る(ケイエスエスノベルズ)
- 原作:MEE/ワニマガジン社 著者:もりたみよを イラスト:MEE 発行:株式会社ケイエスエス 1997年8月19日初版発行 ISBN 4-87709-157-2
- 母からの帰郷の手紙が届き、急ぎ故郷に戻る小鉄だったが、そこには小鉄のフィアンセや、鈴木家に伝わる秘宝を狙う謎の集団が待ち構えていた。新キャラも加わったオリジナルストーリー。
[編集] 登場人物(小説版オリジナル)
- 飛梅・・大宰府天満宮にある古い梅の木「飛梅」の精霊。外見は14歳の少女。菅原道真から鬼や精霊を封印したり解放したりする能力を授かっている。天満宮一帯に封印された鬼や精霊の見回り(といっても愚痴をを聞いたり、退屈しのぎの遊びを一緒に考えたりしているのが主だが)をしている。14歳の少女の外見をとり続けているのは、道真にそう言われたから(人間に仕える契約を交わした精霊を「式」といい、式は契約を交わした人間の命令は、解除されるまで守り続けなければならない。彼女は道真に仕える契約をした式である)。道真の残した結界に何者かが侵入したのを察知し、現場に向かうが、侵入者を発見できず、しかも道に迷ってしまい、たまたま発見した鈴木家に居候してしまう。
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