少数決

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

少数決(しょうすうけつ)とはある集団が何らかの決定をする際に構成員による投票などで多数意見を排除し少数意見を採用する方法。

多数決を嫌う人は少なからず存在し、そういった人が用いる方法である。多数決に比べて死票が多くなるが少数意見であることを理由に決定するため問題にはならない。少数決を用いる理由としてはただ少ないだけの理由で排除されることへの反発などがある。

[編集] 戦略投票の影響

票を多く集めた意見が排除されるので、戦略投票を行う者は、自分が支持する意見ではなく、自分が批判する意見に投票する。このため、多数の票を集めた意見と、多数の者が支持する意見が一致しなくなる。