屍忌蛇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
屍忌蛇(しいじゃ、She-ja、本名 黒岩靖)は日本のギタリスト。高知県出身。
Gargoyleでメジャーデビュー。その後、脱退。 セッションギタリストやインディーズなどで活動した後に1997年にアニメタルに参加。アニメタル活動休止中の2000年に「VOLCANO」を結成。 2002年アニメタル脱退(実質解雇)。
泣きのギターソロには定評がある。 トレードマークはフライングV。グレコのフライングVモデルを使用することが多い。
アニメタルの後任ギタリストSyuと比較されることがよくあり、Syuよりもテクニックは負ける(屍忌蛇の方がテクニックが荒い)と評されることが多いが、過剰すぎるほどの泣きのフレーズ・音色・引き出しの多さなどは屍忌蛇が勝る。と言われている。
目次 |
[編集] 人物
本人公式サイトの掲示板において、普段は好意的なレスが多いが、酒を飲んだ後の書き込みの内容は愚痴が多く、時には他のアーティストの批判や、ファンに対して暴言を吐くだけでなく、自身を否定するファンに対し「批判は2ちゃんねるでやれ!」といった発言が増えている。また無類の酒好きとしても有名でライブ前に飲んで酔っ払って演奏するなど一部のファンからは非難を受けている。
[編集] アニメタル脱退とプロデューサーとの関係
2006年12月28日、自身のHPのBBSで自らアニメタルは脱退ではなく解雇されたことを告白し、同時にガルネリウスのSyuを批判するだけでなく、プロデューサーの久武頼正に対し「死ねヒサタケ!」と発言した。久武氏は「酒を飲んで(へヴィメタルの)演奏なんてできない、ロックスターのウィスキーの瓶には紅茶が入っている」(=酔っ払いながら演奏するなど言語道断)と自身が出演する「ヘビメタさん」で語っていたことから、人間性や生活スタイルを含めたすべての事柄が絡み合いこのような解雇通告が行われた事が推測される。
久武氏はアニメタル加入以降の屍忌蛇関係のCD・バンドなどにプロデューサーとして参加しており、互いの信頼関係で作成されたアルバムは高い評価を得ている。
[編集] ディスコグラフィー
- STAND PROUD(1998年 エイベックス)