山崎一彦
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山崎 一彦(やまざき かずひこ)は日本の陸上競技者。専門は400mハードル。埼玉県出身,順天堂大学卒。
[編集] 400mハードル初のファイナリスト
- 日本人として初めて世界選手権400mハードルのファイナリスト(1995年イエテボリ大会7位)となる。苅部俊二・斎藤嘉彦らとともに日本の400mハードルを世界レベルに押し上げた貢献者である。
- 1995年世界選手権イエテボリ大会の予選で、48秒37のアジア記録(当時)を樹立。山崎はこの大会で、1991年世界陸上東京大会、1992年バルセロナオリンピックの400mでファイナリストとなった高野進以来の陸上競技短距離個人種目ファイナリスト(7位)となる。決勝後、涙を流しながらのインタヴューが、とても印象的であった。
- 1999年IAAF大阪グランプリで、48秒26のアジア記録(当時)を樹立。
- 2001年横浜で開催されたスーパー陸上を最後に現役引退。
- 現在、福岡大学で育成に力を注いでいる。