岩手県立盛岡第四高等学校
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岩手県立盛岡第四高等学校(いわてけんりつもりおかだいしこうとうがっこう)は岩手県盛岡市の南部(仙北町と津志田の境目)にある。県内主要進学校のひとつ。略称は創立期から「四高(よんこう)」で定着していたが、いたずらに序列に結び付けられやすいことなどから「四」という数字を嫌い、途中から校訓の「大志」をもとに「志高(しこう)」と呼ぶようになった経緯がある。自主性・個性を尊重する明るい校風のため、高校受験生からの人気は高い。
姉妹校である沖縄県立八重山高等学校とは、毎年相互に生徒の派遣などを行っている。
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[編集] 沿革
- 1964年 盛岡農学校跡地に開校。
- 1994年 創立30周年で野球部が初の甲子園出場。初勝利をあげる。
- 1996年 沖縄県立八重山高等学校と姉妹校協定を締結。
- 2006年 3年生の一部に対し、学習指導要領で必修とされている世界史の授業などを行っていなかったことが判明した。
[編集] 校訓
- 誠実・敬愛・大志・真理
[編集] シンボル
- ギンドロの葉(通称、シルバーリーフ)
- 女子の夏の制服に特色がある(後ろにギンドロのマークが付いた薄いグレーのセーラー服)
[編集] 進学状況
国公立大学への進学者が多く、1学年300人弱のうち過年度卒業生も含めて、今やほぼ毎年コンスタントに100名以上の国公立大合格者を出している。盛岡第三、盛岡北などと並んで岩手大学、岩手県立大学への進学者が多い。このほか、東北大学や北海道大学などいわゆる旧帝大に進学する生徒も若干いる。