岬町 (千葉県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
岬町(みさきまち)は千葉県夷隅郡にあった町。町の名前「岬」の由来となっている九十九里浜の南端太東崎がある町。
2005年12月5日に大原町、夷隅町と合併し、いすみ市誕生に伴い消滅した。
目次 |
[編集] 地理
町の中心を夷隅川が流れる。一宮町までの九十九里平野は太東崎で終わり、ここから南は少しずつ山がちな地形になっていく。又、海岸線に起伏が生まれるようになる。これより北の九十九里浜は遠浅で、中型以上の漁船の乗り入れに適さないのに対し、当町以南では大型の漁船も乗り入れ可能となるため、岬町から南側の沿岸部には漁港が多くなる。
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
- 1889年 - 桑田村・岩熊村・市野々村・榎沢村・谷上村が合併して古沢村、椎木村・中原村・和泉村が合併して太東村、長者町・江場土村・三門村・井沢村・東小高村が合併して旭町、押日村・東中滝村・鴨根村・嘉谷村・中滝村が合併して中根村となる。
- 1900年 - 旭町が長者町に改称。
- 1953年7月1日 - 長者町と中根村が合併して長者町が誕生。
- 1954年12月1日 - 長生郡太東村と夷隅郡古沢村が合併して夷隅郡太東町が誕生。
- 1961年8月1日 - 太東町と長者町が合併して夷隅郡岬町が誕生。
- 2005年11月3日 - 合併によるいすみ市誕生に伴い、閉町式を開催。
- 2005年12月5日 - 夷隅町、大原町と合併し、いすみ市誕生に伴い「いすみ市岬町」となる。
[編集] 行政
- 市長 太田洋
[編集] 経済
- 農業
- 水田は夷隅川周辺が多い
- 山間部の傾斜地ではナシの育成が盛ん。
- 漁業
[編集] 友好親善町
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 保育所
- 4校 - 太東、長者、古沢、中根
[編集] 小学校
- 4校 - 太東、長者、古沢、中根
[編集] 中学校
- 1校 - 岬
[編集] 高等学校
- 1校 - 岬
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 岬町出身の有名人
- 増田明美ロス五輪のマラソン日本代表