常山城
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[編集] 概要
常山城は備中上野氏の居城であり、上野肥前守隆徳は、備中上野氏最後の当主である。 天正3年(1575年)毛利氏により攻撃を受けた三村氏一族最後の居城が常山城であり、常山城は毛利氏の軍勢に取り囲まれ上野隆徳は城内で自害したが、 上野隆徳の妻である鶴姫は、武家に生まれた女としての信念を貫き、城内の侍女三十余名を率い、城外の毛利軍に突撃した。 鶴姫は毛利軍の武将である乃美宗勝に一騎打ちを挑むが、乃美宗勝はそれを拒否し、思わぬ奇襲に乱れた軍を建て直した。 鶴姫は再度城内に戻り、自害した。
現在、常山に城は現存しておらず、城跡として案内されている また山頂付近には、鶴姫や侍女たちを祭る墓が34基あり、『女軍の墓』として紹介されている。
[編集] 観光的な役割
常山山頂からは児島湖・児島湾から岡山市街地までを見渡せ、景観はとてもよい。 登山道・車道も整備されており、頂上まで登ることが可能。