常磐共有墓地
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常磐共有墓地は(ときわきょうゆうぼち)とは、茨城県水戸市にある、旧水戸藩の藩士のために建立された墓地のこと。
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[編集] 概要
- 〒310-0052
- 茨城県水戸市松本町13-34
- 029-224-1111(水戸市役所)
- 行き方
- バス 水戸駅北口バスターミナル7番から、末広町経由バスに乗車し「末広町2丁目」下車。
- 自動車 常磐自動車道から水戸インター下車20分。
[編集] 沿革
常磐共有墓地は1666年、二代水戸藩主 徳川光圀が菩提寺のない藩士のために城下の常磐村(現:水戸市松本町)に創設した墓地である。光圀は城下の上市に居住する藩士には常磐村の常磐共有墓地、上市に居住する藩士には現在の水戸市酒門町に酒門共有墓地を建立して、藩士の先祖供養の地と定めた。
水戸藩草創期から功績のあった藩士や幕末から明治維新にかけて、活躍または殉難した志士の墓が点在し、現在は水戸市の史跡に指定されている。