平塚競技場
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平塚競技場(ひらつかきょうぎじょう)は、神奈川県平塚市にある陸上競技場。1987年(昭和62年)に平塚市の中心地にあった農業試験場跡地に整備された平塚市総合公園の中核施設としてオープンした。
Jリーグ所属の湘南ベルマーレのホームスタジアムとして使用される。2006年にはJリーグアウォーズでベストピッチ賞を受賞した。
[編集] 施設概要
- 日本陸上競技連盟第2種公認
- トラック:全天候舗装、400m×8レーン
- フィールド:天然芝
- 照明設備:照明塔4基
- スコアボード:電光式(バックスタンド中央部・下に聖火台有り)
- 最上段はロールテロップ式のフリーボード(1行・2005年よりカラー)。下部は球技用得点掲示板)
- 収容人員:18,500人
[編集] スタンドについて
- 当初はメインスタンドのみ座席、ゴール裏とバックスタンドは芝生席で約1万人収容だったが、湘南ベルマーレがJリーグ昇格を果たした1993年末から(1994年2月まで)突貫工事で芝生の張替えと座席の改修を施し、バックスタンドを座席(いす席 メインスタンドと合わせて約12000人収容)、ゴール裏は立見席に変更し、全体で18500人収容に改築された。
- 現在、Jリーグの試合ではゴール裏の立見席は使用されていない。これはベルマーレのチーム運営費が限られており、スタジアムの使用料も極力セーブしていることに伴う。よって、両チームの応援団はメイン・バック両スタンドの座席で応援することとなる。
- 但し、開幕戦・GW開催・J1昇格争いに絡む試合など、観客動員が特に見込める試合がある時は例外的に開放される。年間数試合ほどあり、開放される試合は事前にベルマーレのHP等で公開される。
- 設備上は場内を通路で一周する事が可能だが、各スタンドを繋ぐ箇所は大勢の通行には不十分な幅なので、試合開催時はメインスタンド・ホーム/アウェイ側ゴール裏・ホーム/アウェイ側バックスタンドと5ブロックに独立したスタンドとなる。その為、場内で待ち合わせ等する際には、予め入場する位置を確認する必要がある。
- ゴール裏のスタンドは、将来メイン・バック両スタンドと直結する2階席を設置することを念頭において設計(基礎工事)を実施したが、現状増築を実施するめどは立っていない。
- 屋根はメインスタンドの中央付近にのみ設置されている。
- 2002年11月9日。かつてベルマーレで活躍した中田英寿が付けた背番号『7』にちなみ、7ゲート(ホーム側バックスタンド)の入口は『7番 HIDEゲート』と称し、当時身に付けていたデザインのユニフォーム(背中)をモチーフにしたプレートが埋め込まれた。
[編集] 外部リンク
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