建暦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
建暦(けんりゃく)は、日本の元号の一つ。承元の後、建保の前。1211年から1212年までの期間を指す。この時代の天皇は順徳天皇。後鳥羽上皇の院政。鎌倉幕府将軍は源実朝、執権は北条義時。
目次 |
[編集] 改元
[編集] 出典
「後漢書」の「建暦之本必先立レ元、元正然後定日比定」より。
[編集] 建暦期におきた出来事
- 建暦2年陰暦1月23日一枚起請文を書き残し、1月25日浄土宗の開祖法然(源空)が死去。
- 建暦2年 鴨長明の方丈記が成立。
- 建暦3年頃 金槐和歌集が成立。
- 建暦3年 正月、北条氏と三浦一族の対立の中、和田義盛が叛乱(和田合戦)。
[編集] 西暦との対照表
建暦 | 元年 | 2年 | 3年 |
---|---|---|---|
西暦 | 1211年 | 1212年 | 1213年 |
干支 | 辛未 | 壬申 | 癸酉 |