張春橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
張春橋(ちょうしゅんきょう、簡体字表記:张春桥、ピンイン: Zhāng Chūnqiáo 1917年~2005年4月21日)は中国元副首相、四人組の一人。山東省出身。
1930年代までは、上海の作家だった。
1938年中国共産党に入党。『晋察冀日報』と『新石門日報』の編集長を歴任。
中華人民共和国成立後、『解放日報』の編集長、上海市常任委員、宣伝部部長、上海市書記候補などの役職に就く。
1958年、『破除資産階級法権』を発表、毛沢東に絶賛された。上海で江青と合流し、文化大革命の発動に関わる。
[編集] その後
- 1966年~1969年 中共中央文化革命グループ副リーダー
- 1969年~1973年 中共中央政治局委員
- 1973年~1976年 中共中央政治局常任委員
- 1975年~1976年 国務院副首相
- 1975年~1976年 中国人民解放軍総政治部主任
- 1976年10月、隔離審査。
- 1981年1月、最高人民法院特別法廷で、執行猶予2年付き死刑判決。法廷では黙秘を貫く。
- 1983年1月、無期懲役、終身の政治権利の剥奪に減刑。
- 1997年12月、懲役18年、10年間の政治権利の剥奪に再減刑。
- 1998年1月、健康状態を理由に仮出所。
- 2005年4月21日、胃がんのため、死去。
カテゴリ: 中華人民共和国の政治家 | 文化大革命 | 1917年生 | 2005年没