恩地孝四郎
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恩地 孝四郎(おんち こうしろう、1891年7月2日 - 1955年6月3日)とは、日本の版画家、装丁家、写真家、詩人。
主たる活動は、版画や装丁である。版画に関しては、1914年に、田中恭吉・藤森静雄とともに、同人誌『月映』(つくはえ)を創刊。最初期の抽象的な版画作品を制作している。
写真については、フォトグラムやフォトモンタージュの作品、ロシア構成主義的な作品集『飛行官能』(1934年)、新即物主義的な植物の写真を多く掲載した作品集『博物誌』(1942年)など、前衛的な表現方法を好んで用いた。後者の2つの作品集については、自身の詩や版画との組み合わせで、独自の世界を形作っている。
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