手づくりうどん 味の民芸
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手づくりうどん 味の民芸(てづくりうどん あじのみんげい)は明星外食事業株式会社より出店しているうどん処・和風レストランの事である。
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[編集] 概要
手づくりうどん 味の民芸は1976年に店舗が開店し、2006年で30周年を迎えた。
手づくりうどん 味の民芸はうどんを中心としたメニューで展開しており、全国に108店舗を展開している。
特に関東を中心に展開しており、店舗数関西一の岡山県でさえ5店舗のみとなっている。
味の民芸では社員に「民芸品質」を徹底しており、料理が温かいうちに(料理が冷める前に提供する)、早く、おいしく提供することが 義務づけられている。
ちなみに「手づくりうどん 味の民芸」の店名を「手延べうどん」や「手づけうどん」などと間違って覚えている人がいるが、 正しくは「手づくりうどん 味の民芸」である。
(以下、手づくりうどん 味の民芸を味の民芸と解説する)
[編集] 料理概要
料理は季節により変わり、一年経つとほとんど全ての料理がなくなり全て新メニューとなる場合もある。 (人気のある料理は引き続き提供される場合がある)
うどんは自社工場で製作し、揚げ物は全てキッチンの中で揚げ出来立てを提供するなどと本物志向を貫いている。 (手延べうどんとつゆについての詳細は後述)
[編集] 手延べうどん
味の民芸では岡山県備中産の手延べうどんを使用している。名前の通り、手で延ばしながら作っておりこれでコシやつるつるした食感が味わえる。
沸騰した釜で20分ほど茹で、5分程度蒸らす作業(蒸らす作業を行うことで麺の芯まで熱水を浸透させることができ、うどんがふっくらとする) を行うのでうどんが出来上がるには30分の時間を要す。そこから手早く冷水で洗いさらにコシを出す「しめ」の作業などがある。
うどんはカウンターで販売されており、自分の家でも手延べうどんを楽しむことができる。
[編集] つゆ
つゆは手作り、つくりたてにこだわっている。 昆布は北海道利尼産のものを使用しており、削り節は鹿児島県枕崎産・静岡県焼津産のものを使用している。
だし昆布は2.3年寝かせている。
[編集] 農産・畜産・水産物
農産物は国内の季節産地から季節に合わせ、直送しており新鮮な野菜を食べることができる。 畜産物は、北海道産がメインだが一部オーストラリア産などの外国産のものである。 水産物は三陸海岸の国産物を使用しているが一部ベトナム産などの輸入品を使用する場合もある。
(気候状況により変更の可能性がある)