ノート:捕鯨問題
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[編集] IWC2004
国際捕鯨委員会をからめて編集したいが、かなり大変なことになりそう。0null0 05:16 2003年10月16日 (UTC)
現在の冒頭文章だと、元捕鯨国でない反対派の存在がよくわからないような気がします。それを伺わせる記述はあるのですが・・・。元捕鯨国でない反対派をどう位置づけるかの問題でもあると思いますので、ちょっと私では修正しかねますのでノートでの疑問提起のみとします。 Kozawa 02:42 2004年4月22日 (UTC)
グリーンピースのサイトへ外部リンクを張ってもいいのでは?NiKe 00:22 2004年5月6日 (UTC)
いろいろいじってしまいましたが・・・・ツッコミどころは多々あると思いましたのであえてスタブとしておきました。識者の皆様の閲覧をいただき、適宜改稿していただけると幸いです。なお、GPJ公式サイトへのリンクは張っておきました。486FR 04:21 2004年6月13日 (UTC)
ということで、2004年のIWCが。0null0 2004年7月22日 (木) 14:42 (UTC)
[編集] 削除の理由
2月7日にかなり削除されていますがこれにはなにか理由があるのでしょうか?Izayohi 2005年2月8日 (火) 23:31 (UTC)
- 2004年12月27日(月)17:28の、220.214.232.191さんによる編集において、コピー&ペーストで、まるまる同じ記事が二度にわたって現れるということが、2か所にわたって起こっています。220.214.232.191さんの意図は不明ですが、前後の加筆を見ると、この人は記事に「下関」の1語を入れたかっただけのようですから、単なる操作ミスの可能性が高いように思います。2月7日のRuskさんの編集は、重複した余計な部分を削除し、本来の形に修正されたもののように見えますが、いかがでしょうか。Inukawa 2005年2月10日 (木) 18:06 (UTC)
[編集] 汚染の問題
[汚染の問題]の記事についてです。記事の中では食用で無いイルカの例を上げて、多くの鯨が汚染されているようみられます。クロミンク鯨の様に規定値を大きく下回っている例もあるので、一方の例だけを上げるのは中立の観点から疑問に生じます。如何でしょうか。 2005年10月26日 (水) 22:13 147.26.205.224
- 履歴から署名を追加しました(ノートに意見を表明する場合は署名をよろしくお願いしますね)。
- ベルーガの事例ですが、たしかにベルーガそのものは食用ではありません。しかし生態系上位者への汚染濃縮の事例としては問題ないでしょう。
- それから、クロミンク鯨というのは存在しません。ミンク鯨についても南極海のものと北大西洋のものとは大きく異なるなどさまざま細かな問題があります。全ての鯨肉類が危険だと断定しているわけではなく、危険なものもあるので注意が必要であると述べているだけであり、中立性に問題があるレベルに達しているとは思いません(厚生省発表を基準に考えると、具体的な危険性や摂食制限については、かなり控えめな表現ではないでしょうか。イルカ類などよりは汚染がかなり少ないキンメダイとかでもあれだけの買い控え騒動とかがおきたわけですし)。--Nekosuki600 2005年10月26日 (水) 13:48 (UTC)
とりあえず戻しませんが、と。
今回「マグロなど生態系上位者については同じく汚染の問題がある(大意)」という加筆がなされました。まあ大枠では間違ってはいないんですけど、鯨類の場合「寿命が長く蓄積の度合いが大きい」というもうひとつ別の問題があり、必ずしも比較的(比較的、な)寿命が短い魚類と同列に扱っていいかどうか、微妙に疑問があります。
とり急ぎ指摘までってことで。--Nekosuki600 2006年8月19日 (土) 11:34 (UTC)
[編集] 2006/07/22からの編集について
間違いのご指摘と修正ありがとうございます。--218.117.239.33 2006年7月22日 (土) 14:00 (UTC)
- 北太平洋調査捕鯨と沿岸緊急捕鯨枠の話がどこにいっちゃったのか、沿岸ハクジラ類捕鯨の話はどこにいっちゃったのかと思いましたよ。まあ、捕鯨推進派の中に南極海捕鯨以外は視野にはいっていないひとがいるのはわかっていましたが。
- その後の加筆についても、いったんリバーとしときます。どう言えばいいんだかよくわかりませんが、76万頭については、そういう数字で合意したということはありませんし、特定の条件による試算では100年20万頭の捕獲が可能な可能性があるという結果が出たことは承知しておりますがそれは合意に基づいたものではなく試算にすぎず、また100年20万頭を年割りにして毎年2000頭と考えてよいという話もありません。禁漁種鯨肉についても、密漁密輸物件が発見されております。
- これらがありがちな誘導なのか、それともその誘導を信じた誤謬なのか、テキストを見ただけでは判断がつきませんが、いずれにせよ結果として間違っていること、百歩譲ってかなりのバイアスがかかった公平な情報ではないことは確かですので。--Nekosuki600 2006年7月22日 (土) 14:41 (UTC)
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- 北西大西洋調査捕鯨は北西太平洋調査捕鯨の誤記でした、すいません。
- あと、一度に大部分を改変した反省もあわせて、資源の項目について理由を提示しながら少しづつ加筆させていただきます。
- 禁漁種鯨肉について、密漁密輸物件が発見されたという事実はありません。
- なぜなら、ノルウェーの捕鯨、日本とアイスランドの調査捕鯨、その他沿岸域の小型鯨類捕鯨を行っている船団は、すべてIWC加盟国家にしか存在しません。 捕鯨技術の有無についても同様です。これら船団が禁猟種を捕獲していることが発覚したら、IWCの規定に違反することになり、何らかの制裁を受けるはずですが、そのような事実はありません。また、これらに関係の無い組織が船団を組織して密漁を行うのでないかという仮定も成立しないことは、特殊な船型、捕鯨技術習得の難しさからしても明らかです。Nekosuki600さんがおっしゃっているのは、国際的にまともに相手にされなかったうわさ程度のものではないですか?もし異論があるのなら、具体的なソースの提示をお願いします。修正はそれの検証後でもいいでしょう。--218.117.239.33 2006年7月23日 (日) 09:54 (UTC)
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- 密漁密輸物件が発見されたという事実がない、という断言はすごいなあ。まあ確かに刑事事件レベルで、密漁から流通までのプロセスがはっきり解明された事例はないか、少ないのは事実ですが。最近のものはリストにまとめていないので古いものからいくつか事例を出しておきます。
- 1993年12月。下関でマッコウクジラの切断された頭部が発見された。食用にも使われる皮の部分ははがされていた。その後の調査によると、ストランディング鯨体の可能性もあるが、いずれにせよ食用利用が認められたものではないことだけは確か。
- 1994年3月。ガーディアンの報道。未遂に終わったが、ロシア・カムチャツカの原住民生存捕鯨枠で捕獲されたものとみられる鯨肉の日本向け密輸計画が発覚。
- 1994年5月。韓国船籍の貨物船から11トンの密輸鯨肉が発見された。
- 1994年のIWCで、日本国内における鯨肉サンプルの遺伝子検査結果が発表された。うち1検体は北大西洋ミンク、4検体はナガス、おれは検体数を知らないがザトウクジラもまじっていた。ナガスは1989年から禁漁、ザトウは1966年から禁漁だったはず。まあ、30年近く前の鯨肉が流通していたのだという主張もあったのは確かですが。
- 1996年1月。ニタリクジラ鯨肉5.8トンが大阪港の水際で摘発。韓国から発送されたものとみられる。
- 密輸事件では、貿易規制法規がらみで、少なくとも日本側の荷受人は逮捕されたケースがあります。処罰手続きがどこまで進行したか、裁判まで行ったのならばその判決はどうだったか、そのあたりまではおれはフォローしていませんが。
- 捕鯨そのものは、さほど難しい事業ではありません。独航型捕鯨船というものも過去には存在しましたし、沿岸で解体するのならばさほど特殊な装備が必要とはされず、密漁くらいはフツーに可能です(ま、鯨種にもよるが)。
- どういう意図で編集なさっているのかわかりませんが、もんのすごく偏っていませんか。IWCで密漁・密輸が制裁にまで至ることがないのは、それはIWCの都合なんであって、日本において密漁密輸が摘発されていないわけではないし、それらに対して処罰手続きが開始されていないわけでもありません。また、定置網密漁というカテゴリも問題視されていますね。
- --Nekosuki600 2006年7月23日 (日) 15:08 (UTC)
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- 失礼します。具体的なソースを求めるご意見がありましたので、少しだけ。
- 1989年4月3日 毎日新聞 東京朝刊 27頁(台湾からの鯨肉密輸で、日本の漁船が検挙されたとの記事)
- 1996年2月3日 読売新聞 大阪朝刊 27頁(韓国からのニタリクジラ密輸で、日本の不動産業者が逮捕されたとの記事)
- 2001年10月24日 読売新聞 東京朝刊 11頁(出所不明の鯨肉流通が少なくない、密漁が絶えない、といった旨の記述あり)
- Web上で閲覧可能なものですと、昭和61年警察白書[1]に、台湾から日本への鯨肉密輸が書かれています(平成元年[2]、平成2年[3]、平成7年[4]にも一言だけ触れられています)。この記述では、密輸されたのが禁漁種鯨肉かどうかは不明ですが、少なくともIWC非加盟国(地域)から日本への鯨肉密輸がしばしば摘発されていたのは事実のようです。--B級へたれ 2006年7月23日 (日) 20:09 (UTC)
- 失礼します。具体的なソースを求めるご意見がありましたので、少しだけ。
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- ソースとそれらに対する見解を読ませていただきました。地方在住者なので、新聞の東京版や大阪版を読める機会が少ないのが難点ですが、地元版の調査もあわせて、提供されたすべてのソースを参考にさせていただきます。お二人ともありがとうございます。
- 議論の過程で私自身少々熱くなってしまい、ここが汚染問題の項目であることを忘れて書き込みを続けてしまいました。このノート上で、Nekosuki600さんにインデントの修正をしていただいたことについても同様です。申し訳ありません。次に書き込むときには、新たに資源についての項目を作成します。--218.117.239.33 2006年7月24日 (月) 13:26 (UTC)
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- 章区分を変更して汚染問題の章からは独立させましたので、とりあえず問題はなくなったと思います。
- えーと、ちょっと追加的な質問なのですが、「禁漁種鯨肉について、密漁密輸物件が発見されたという事実はありません」と記した件について、これはどういう事情に基づいたものだったのかをお聞かせいただけないでしょうか。質問の趣旨も説明しておきます。もしかするとどこかで、ある程度信じられてしまう可能性があるような権威ある立場の者の口から、そのようなことが述べられているのではないかという懸念を感じました。そのため、ご発言の背景に興味を持ったということです。--Nekosuki600 2006年7月24日 (月) 16:00 (UTC)
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- 承知しました。この事情については、私の発言全体について触れなければならないので順を追って説明いたします。
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- まず4行目から5行目の二文
- 「なぜなら、ノルウェーの捕鯨、日本とアイスランドの調査捕鯨、その他沿岸域の小型鯨類捕鯨を行っている船団は、すべてIWC加盟国家にしか存在しません。捕鯨技術についても同様です。」
- これが意味するのは、「現在、捕鯨技術の継承が捕鯨の継続によってなされている国家はこの3国に限られている」ということです。ここで、アメリカ、ロシア、デンマーク、セントビンセントで行われている原住民生存捕鯨が含まれていなかったのは私の不備です。追記を含め7カ国ということでお読み変えください。
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- 次の一文「これら船団が禁猟種を捕獲していることが発覚したら、IWCの規定に違反することになり、何らかの制裁を受けるはずですが、そのような事実はありません。」
- これは、IWCが禁猟鯨種を設けている以上、密漁が公になった場合、国際的な慣例にのっとった非難決議や制裁が起きているはず。それが無くとも、環境保護団体からの非難があれば、何らかの形でマスコミに露出しているであろうという私の推測から出たものです。推測にもかかわらず、断定口調にしたことを反省します。
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- 次の一文「また、これらに関係の無い組織が船団を組織して密漁を行うのでないか、という仮定も成立しないことは、特殊な船型、捕鯨技術習得の難しさからしても明らかです。」
- これについてNekosuki600さんから反論がありましたが、再反論させていただきます。
- 技術習得については、捕鯨のノウハウが資料として存在しますから、必要なものが何かを知り、漁を始めるまでは確かに簡単です。
- 事前に必要な要素をあげると、
- 探索機材と炸薬式銛の搭載、高い舳先、鯨の牽引あるいは積載能力を有する動力船(手投げ銛と銛銃は、イルカ突きん棒漁の例外を除き、射程距離が短く転落の危険が伴うので割愛)
- 操舵手、鯨発見を行う視力のよい監視員、炸薬式銛を安全に運用できる銛打ち手、それぞれ複数(時間交代制)
- 捕獲した鯨の解体作業員
- 漁場のデータ(おおまかな分布)
- (航行範囲と鯨の大きさによって、単船あるいは船団と条件が変わるのはNekosuki600さんのご指摘の通りです。)
- 現在、銛の製造元はごく限られており、どこかで新造するにも銃砲火気の技術が必要になります。また、機能特化が進む動力船から条件に合う船を見つけて転用する必要もあります。汎用小型船を使用する選択肢もありますが、舳先が低いと銛の軌道が水平に近づいてしまい、海面に打ち込む都合上射程距離が縮まってしまいます。これらから、調達費用や情報秘匿性において、割に合う密漁を行うのにかなり無理があると私は考えますが、ここでは存在する可能性を優先して話を進めます。
- 効率化のために、習熟すべき技術要素は
- 鯨の早期発見能力
- 遊泳速度にあわせた追尾能力
- 潜行される前に急所を一撃で打ち抜く能力
- 解体能力
- 最初の3つは個別の習熟では不十分で、高度な連携を必要とします。また、解体は陸上でも可能ですが、最低条件として大型魚の解体経験がある人でないと務まりません。しかも、すべてが円滑に進まないと漁期だけが無駄に伸びて、人件費や燃料代が経営を圧迫します。
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- 現存する技術者から学んでも、捕鯨技術の習得は少なくとも数年かかることを実感していただけたと思います。漁業全体にいえることですが、構成員が未経験者のみの場合、習熟期間は収入が低水準で赤字になりやすく、思いのほか新規参入は難しいのです。
- これらを総合して、「利益をあげることが前提の密輸が、あまりに高コストでほぼ成立しないのでないか」と私は考えたのです。その他の可能性「定置網密漁」の存在の有無については、次回の発言にさせていただきます。
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- ここまでの説明で、私の主張が、他意の無い状況証拠と漁撈技術の視点に依ることをご理解いただけたでしょうか?
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- 残りの部分については
- 「Nekosuki600さんがおっしゃっているのは、国際的にまともに相手にされなかったうわさ程度のものではないですか?もし異論があるのなら、具体的なソースの提示をお願いします。修正はそれの検証後でもいいでしょう。」
- Nekosuki600さん、気分を害される言葉の使用、まことに申し訳ないです。--218.117.239.33 2006年7月26日 (水) 12:21 (UTC)
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- IWC非加盟国による捕鯨ですが、たとえばインドネシアにおけるマッコウ捕鯨などの事例があり、「IWC非加盟国では捕鯨が行われていない」ということはありません。このマッコウ捕鯨は、原住民生存捕鯨に属するカテゴリのもので、干し肉などの形態で、周辺山村にも流通しています。
- 技術ですが、原住民生存捕鯨レベルのものは民俗学的技術伝承が必要となりますけれども、それにしても前述のように事例があります。近代技術を投入しての捕鯨については、鯨種を選択することで容易に行うことができます。たとえば、死亡したら浮くタイプの鯨類の場合、ライフルで射殺して曳航するという方法でも捕鯨は可能なんです。
- 密輸鯨肉の存在についてはすでに事例を紹介しましたが、密輸鯨肉があるということは、そのクジラがどこかで捕獲されているということです。密輸鯨肉の出元がどこであるかについてはカムチャツカの事例以外では把握できていませんが、台湾で行われている可能性は以前より指摘されています(韓国からのものについては、台湾で密漁され韓国を経て日本に持ち込まれたのか、韓国で密漁されたのかは、諸説あります)。台湾での密漁捕鯨については、日本から減船に伴い輸出されたトロール船が転用されているのではないかという説もありました。
- 解体技術ですが、日本国内における定置網密漁分は、それぞれの浜で解体されているものと思われます(最近、届け出ればある程度の範囲で流通させることができるようになったが、それ以前は闇に葬られていた)。最大効率を目指すならば解体には高度な技術が必要でしょうが、高く売れるところだけをさくさく切り出すという程度ならば、おそらくさほどの技術は必要とされないのではないかと思います。
- ついでですが、水産庁が「密漁密輸はないことになっているので、怪しい鯨肉があってもいちいち届けを出すな(大意)」という通達を出して顰蹙を買ったこともありました(ってまあ、こうダイジェストすると水産庁は怒るだろうけれども(=^_^;=))。
- というわけで、密漁密輸は希少事例ではなくて、けっこう発覚しているし、うまくいってしまったという事例も少なからずあるという認識が正しいのじゃないかなあと思います。--Nekosuki600 2006年7月26日 (水) 13:59 (UTC)
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- インドネシアの捕鯨と、ライフルを用いた捕鯨は知りませんでした。勉強になります。
- 加えて、日本では、現行の届出制度に照らし合わせる限り一見問題ないようですが、法整備以前に密漁が存在した可能性を否定できないということですね。
- ところで、私は「定置網密漁」について、言葉の定義が本当に正しいのか疑問を持っています。
- 定置網は、回遊魚が進路上にある遮蔽物に沿って泳ぐ習性を利用して、垣網で魚群の進行方向を変化させ、入り口が段階的に狭まる袋網に自発的に入っていくようにする受身の漁法です。魚群を追って偶然網に迷い込んだ鯨類が混獲されるのですから、意図的な捕鯨にはあたりません。 市場に流通させた段階で密漁と言われるくらいなら、網に入っていた時点で追い出しにかかればよい、という主張もありますが、現実はそう甘くありません。入網した鯨が、魚を食い尽くしていた、網を破っていた、勝手に絡まって死んでいた、こうした事例が数多く存在し、漁師は相当の痛手をこうむっています。もともと漁獲量の多い一部の地域をのぞくと、これは沿岸漁業の存続にかかわる死活問題です。(漁協の借入制度の欠陥が延命に一役買っているという皮肉な状況ですが) 仮に、水揚げできるだけの魚が残っていて鯨類を網から追い出すにしても、早期に追い出すのは非常に困難です。小型鯨類ならともかく体の大きい鯨類は方向転換が苦手ですから、追い出し作業が長時間にわたると、疲労による事故の危険性が高まります。 Nekosuki600さんが言及された水産庁の通達の中には、こうした理由が含まれており、人道的な観点から捕獲後の流通がある程度黙認されてきたわけです。 漁師を守るための法整備を怠った日本の姿勢へ批判が出たのは仕方の無いことですが、「定置網密漁」という言葉でひとくくりにしてしまうのは暴論であると私は考えます。
- さて、今までの論点であった「合法的鯨肉を隠れ蓑として禁漁種の鯨肉が流通している状況が改善されるまでは全面禁漁が妥当」のくだりですが、「密漁による鯨肉が流通している状況が改善されるまでは全面禁猟が妥当」として再掲することを提案いたします。--218.117.239.33 2006年7月27日 (木) 13:48 (UTC)
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- 定置網密漁の件。
- 定置網にかかってしまったクジラをどうするかは大問題、というところについては理解します。クジラを放すためにいちいち網を切っていられっかい、といった声があることも存じております。が、しかしことはそう単純ではない。
- 厳密な調査はできていないのですが、妙に混獲が多いのではないかと思われる地方があったりするのですね。これは、もしかするとたまたまクジラの回遊ルートにあたっているとかいった事情があるのかもしれませんが、もしかするとクジラがはいりこみやすいような工夫がなされているのではないか、へたすりゃ追い込みをやってるんじゃないか、という疑いもないわけではありません。わたし個人は確認・裏取りをしていませんが、定置網にかかって死んでいたはずのクジラの体内から電気銛がみつかったという内部告発があったという話も聞いています。
- クジラがかかれば、大きい。クジラをかけるつもりがないのにかかってしまった場合には被害が大きいわけだけど、最初からクジラを(も)狙ってる場合には、それは利益が大きい。
- 定置網に関しても、そのようなややこしい問題があるわけで、「迷い込んできたクジラをどう処理するか」という話には単純化できないです。--Nekosuki600 2006年7月27日 (木) 15:46 (UTC)
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- 定置網密漁が存在するのか、いまだはっきりしていないことがわかりました。
- 再掲の提案についての回答をお願いします。--218.117.239.33 2006年7月28日 (金) 20:58 (UTC)
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- あなたが問題視している表現は「捕鯨反対派からの批判」と明記の上で書かれているものであり、変更する必要はないと考えます。
- なお、たとえば「ごまかしがあると考えるなら、反対派も同行調査すれば良い。科学が信頼出来ないなら、調査そのものが無意味ということになり、議論は感情論になってしまう」については、以前にIWCが調査員を捕鯨船に同乗させた際に、その調査員が機能しなかったという前例があり、同行調査の有効性には疑問が投げかけられています。で、そういうことについてこと細かに双方のやりとりをこの項目に掲載する必要があるのかどうかというと、おれは疑問に思っています。疑問に思うので、同行調査云々という部分についての捕鯨反対側からの再々反論は、記載していません(ついでですが、簿外鯨肉が存在するということが発覚した現場におれは居合わせており、「ごまかしがある」ことが事実であるということは確認しています。これはマスメディアが後追い報道をしたため、検証可能性も満たしています。が、瑣末なことなんで、これも書いていません)。
- さて。揚げ足取りのようなリアクションがあったところで。不確かな情報をベースとして一方的な編集を繰り返すことはご遠慮いただけるとありがたいなあと考えております。--Nekosuki600 2006年7月28日 (金) 21:49 (UTC)
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- 承知しました。
- 自分の知識の無さはここで証明されたわけですし、今後、いきなり本文を編集することは避けます。お付き合いいただきありがとうございました。--218.117.239.33 2006年7月29日 (土) 14:48 (UTC)
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[編集] セイクジラあるいはセミクジラの調査捕鯨
2005年7月4日 (月) 16:32の編集[5]で追加されたセイクジラ(Sei Whaleすなわちイワシクジラのtypo誤訳? あるいはセミクジラのtypo?)の調査捕鯨ですが、当方の調べ方が不十分なのかもしれませんが、イワシクジラもセミクジラも調査捕鯨の対象になっているという資料を見つけることができませんでした。どなたかソースをお持ちでしたら教えて頂けないでしょうか? 「セイクジラ」の編集をなさった方には一応ノート[6]で問い合わせていますが、最近はWikipediaでの活動はなさっておられないようなので、回答はおそらく期待できないと思っています。「セイクジラ」が「セミクジラ」に編集されたのは2005年8月20日 (土) 14:23の編集[7]ですが、この時の編集については手違いである[8]との回答を頂戴しております。--Daddy t3 2006年6月19日 (月) 10:56 (UTC)
- ごめんなさい。イワシクジラは調査捕鯨の対象でした。[9] おそらく英語のSei Whaleをセイクジラと訳し、それがセミクジラに変わってしまったのでしょう。しばらく(1週間程度)待ってから、イワシクジラに書き換えようと思います。--Daddy t3 2006年6月19日 (月) 11:08 (UTC)
- 1週間経っていませんが、複数のソースでイワシは調査捕鯨の対象、セミは対象外であることが確認できたので、イワシクジラに書き換えるとともに、少し加筆しました。--Daddy t3 2006年6月23日 (金) 21:25 (UTC)
[編集] 商業捕鯨
1993年にノルウェーが商業捕鯨を再開という事実にNekosuki600さんが要約欄で異を唱えていますが、詳細を求む。--125.205.217.90 2006年10月21日 (土) 18:19 (UTC)
- ノルウェーはもともと商業捕鯨モラトリアムを留保しており、商業捕鯨の禁止にかかっておりません。ロフォーテンあたりでの沿岸商業捕鯨が断絶したことはなかったと記憶しております。まあ、「商業捕鯨を再開した、と発表した」のは確かなようですが、別段事態が動いたとか、なにかを新たに始めたとかいうわけではなく、「やってますよということを確認した」という以上のものではないでしょう。
- とゆーか、そういう政治的発表を鵜呑みにするなよ・・・。--Nekosuki600 2006年10月21日 (土) 18:52 (UTC)
- ま、「公的には」とつけるなら許容範囲かね。正しくはないが間違ってもいない。
- 政治的なカテゴリのつけかえとかに伴うプレスリリースあたりを鵜呑みにして「新たな事態が起きた」みたいに言ってても事態は見えなくなっていくだけでしょ。--Nekosuki600 2006年10月21日 (土) 19:02 (UTC)
まぁ少々の嘘もついた各国向け政治発表なんだろうですけど、ソースとしてグラフまであちこちに提示された以上、何年に始めたという史実は揺るがないと思いますよ?--125.205.217.90 2006年10月21日 (土) 19:04 (UTC)
- 鯨研のミンク激増グラフがあるからな~。「と、主張している」と最後につけないと危なくてしょーがねえ。もちろん反捕鯨側にもかなり怪しい主張をしているグループはいるから、そのあたりを取捨選択していけば何でも言えるの世界だ。百科事典に執筆するんだったらそのあたりまできっちり読み込んで書くんでないとまずいんでねーの?--Nekosuki600 2006年10月21日 (土) 19:09 (UTC)
いや、だから「公式」折れ線グラフではなくて、「真実の」折れ線グラフを提示するくらいの根性がほしい。--125.205.217.90 2006年10月21日 (土) 19:23 (UTC)
- 独自の研究であるならば、不要です。--Daddy t3 2006年10月22日 (日) 02:10 (UTC)
- 『真実』をめぐる神学論争をやりたいとでも? なんでこう次々に神学論争のネタが出てくるかなあ(というのはま、十年来捕鯨問題にかかわってきての素朴な感想なわけだが)。--Nekosuki600 2006年10月22日 (日) 03:16 (UTC)
ずいぶんタイムラグがあるねー。よく考えたんだねー。偉い偉い。--125.205.217.90 2006年10月22日 (日) 06:27 (UTC)
- 誰もがキミみたいに24時間パソコンの前にはっついていられるほど暇だと思わないでくださいよ(ふっ)。--Nekosuki600 2006年10月22日 (日) 09:04 (UTC)
はっついているのは君のほうではないかなー?だから神学論争がどうのとか言い出したんじゃないのかなー?--125.205.217.90 2006年10月23日 (月) 02:10 (UTC)
[編集] 「人道的捕殺」?
「キーワードは「人道的捕殺」」とありますが、一部の集団が作り出した新造語では無いでしょうか?(googleでも鯨関連しかヒットしませんでした)。ウィキペディアは一部の集団が新造した用語を披露する場所ではありませんよ。
もちろん、記述内容の、屠殺に関する人間側の配慮関連を否定するわけではありませんが、捕鯨問題との関わり方を明確にするべきでは。あと、日本のような魚食国家で魚類をさばく事の位置づけと、鯨がほ乳類である事との関係なども。--125.201.187.96 2007年2月12日 (月) 17:40 (UTC)
- 「人道的捕殺」は、確か英語では「(the) humaneness of (the) killing operations」と表現するんだったと記憶していますが、環境倫理学系の術語で、IWCでも公式に使われている言葉です。最近のIWCの動向はちゃんとウォッチしていませんが、確か作業部会かなんかが出来てたんじゃなかったっけか。別段、一部の集団が新造した用語などではございません。ま、実際に使ってるのを見たのは、おれの経験では、IWC近辺と一部畜産系動物愛護関連の話題くらいのもんですけど(一般的には、2箇所の定冠詞は入れないのだが、なぜかIWC公式文書では2ヶ所とも定冠詞がはいってます)。
- 夜中に便所に起きてきてついでにつないでみたらこんなんありましたんでちゃっちゃっとレスしただけなんで、舌足らずなところがあったらごめんなさい。というわけで、おやすみなさいまし。--Nekosuki600 2007年2月12日 (月) 20:38 (UTC)--Nekosuki600 2007年2月12日 (月) 20:52 (UTC)(微調整。とゆーか、さっさと寝ろ>おれ)--Nekosuki600 2007年2月12日 (月) 21:01 (UTC)(更に微調整。ぐぐってみつからなかったとか言われたらしんどいので)
[編集] キリングタイムの件
データを出すのならば、鯨研が捕殺方法を変更する前のデータや、キリングタイムが長い旧捕殺方法に固執してきた理由や、短時間で殺せる方法と調査との利害相反があったことなんかも、書いておいた方がいいと思うんだが。--Nekosuki600 2007年2月14日 (水) 11:12 (UTC)
[編集] 出典の明記に関して
あと、このような極めて複雑な問題に関し、脚注方式による出典の明記が成されていないのはかなり奇異に感じられます。関連書籍、参考文献を見ろと言えばそれまでですが、それでは出典の明記によるWP:V/WP:NOR/WP:NPOVに対する証明が十分になされ得ない嫌いがあるので(事実、本ノート上記に関してもそれに関する意見の食い違いが見られる)、編集者による偏りを避けるためにも、脚注方式による出典の明記を要請します。--60.36.195.171 2007年2月12日 (月) 18:31 (UTC)