敦道親王
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敦道親王(あつみち しんのう、981年(天元4年)- 1007年(寛弘4年))は、平安時代中期の皇族、歌人。冷泉天皇の皇子。母は藤原兼家の娘超子。三条天皇、為尊親王は同母兄。
993年(正暦4年)に元服し、のちに帥宮と称された。歌人としても優れていた。兄為尊親王の死後、その生前の交際相手である和泉式部と交際する。和泉式部を邸に住まわせたことから、正妃である藤原済時の娘の怒りを買い離婚する。後に和泉式部との間に男子(後に出家して永覚と名乗る)を儲けている。
[編集] 関連項目
- 『和泉式部日記』
カテゴリ: 平安・鎌倉時代の皇族 | 981年生 | 1007年没