新ラジオ歌謡
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新ラジオ歌謡(しん・らじおかよう)は、NHKラジオ第1放送で放送されるオリジナルの歌謡曲の名称である。
NHKでは戦前から戦後初期にかけて「NHKラジオ歌謡(戦前~戦中は国民歌謡)」と題したラジオ番組オリジナルの歌謡曲の楽曲を発表し、そこから「山小屋の灯火」「朝はどこから」「心のふるさと」「めんこい仔馬」「アカシヤの花」「夏の想い出」「リラの花咲く頃」「白い花の咲く頃」など、今日でも歌い継がれてきた名曲を多数輩出した。
それに匹敵する名曲を作ろうということで1980年代に入ってから、「はつらつスタジオ505」(水曜日20:05~21:30)との連動企画として、新進気鋭からベテランまで幅広い層の歌手がほぼ1クール(3ヶ月)程度の割で新作を発表。はつらつスタジオ以外にも平日の21:25~21:30(火曜日のみ20:50~20:55)や土曜日の19:20~19:30の時間帯(スポーツ中継のある日は除く)にも連日放送された。
また、夏川りみはこの新ラジオ歌謡で「花になる」を歌唱し、その後「涙そうそう」などのヒット曲を生み出すきっかけとなった。
2005年4月からは「はつらつスタジオ」が「きらめき歌謡ライブ」としてリニューアルしたため、新ラジオ歌謡も「人と人の心を結ぶ歌 ユアソング」として毎月新しい楽曲を発表することになった。