星電 (紺碧の艦隊)
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星電(せいでんかい)とは架空戦記『紺碧の艦隊』に登場する架空の偵察機である。本項では発展型である星電改(せいでんかい)についても扱う。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 特徴
本機は泰山航空工業の技術者を中心とする紺碧会技術陣が開発した後世独自の機体である(『艦隊シリーズ』のオリジナル兵器の中で最初に活躍した第一号である)。前世以来からの高速偵察機の技術に前世日本が疎かにしていた情報戦技術を組み込んだ機体であり、敵味方の無線を傍受できる機能だけでなく開戦時から初歩的電算機を装備し、天測航法による味方の位置、目標への誘導も可能。
[編集] 諸元 (コミック版)
- 全長:13.7m
- 全幅:17.13m
- 全高:4.562m
- 自重:4,886kg
- 最大航続距離:4700km
- 最速:570km/h
- 乗員:4名
[編集] 装備
- 7.7mm機銃:2
- 電算機、レーダー、無線傍受装置etc
[編集] 劇中での活躍
デビュー戦となった後世真珠湾攻撃で、高杉機動艦隊より発進した攻撃隊を誘導、更には敵艦隊の位置を割り出す武功を挙げた。その後も照和19年頃までは各地において活躍を続けたがやがて新型の電子戦機に取って代わられた。 しかし後世第三次世界大戦の黄色作戦において偵察任務に使用されている。これは作戦の際に日本側がアメリカから供与されたジェット機を運用できないエセックス級航空母艦を使用していたためである。
[編集] 星電改
星電にフロートを装着した水上偵察機型で、紺碧艦隊の『潜補伊700型』、水上艦の艦載機として、偵察、誘導、連絡などに使用された。
[編集] 諸元 (原作版)
※全長、全幅、全高については劇中で言及なし
- 重量:3400kg(自重)・4800kg(満載)
- 最高時速:580km/h
- 乗員:4名
[編集] 装備
- 主翼内20mm機関砲:2門
- レーダー:3基
- 潜水艦通信用長波アンテナetc