ノート:最強伝説 黒沢
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補足の欄に >作品が大きく盛り上がったところで唐突に黒沢が死亡するという最終回を迎えたため、読者の多くが驚愕・落胆した。 と書いてありますが、最終回を迎えたばかりで評価も定まっていない段階でこのような主観的な事を書くのはいかがな物かと思います。 驚愕・落胆した人とそうでない人の割合を確認出来ていると思えません。
・連載初期に不良中学生に襲われた際、「それは、命よりも大事なものなのか…?」というテーマが示されており、その答えとして終盤で、それは「人間を…人間たらしめている…(中略)心…! 感情がある…!(中略) 矜持だろう…!」とはっきりと答えが示されています。そのため物語としてちゃんと完結していると思います。また、初期:v.s.不良中学生+中根→黒沢個人の単純な戦闘力の自覚、中期:v.s.クズラー、黒沢襲撃の不良のボス5人衆→個人戦闘における戦術の獲得、後期:v.s.暴走族→小隊規模ながら集団戦闘の統率者としての覚醒、と黒沢は成長しており、これ以上の規模の拡大はリアリティの欠如につながるでしょう。本宮ひろ志の「男一匹ガキ大将」の様に。黒沢の置かれていた状況は彼自身が何度も述べているようにいつ死んでもおかしくない状況であり、物語が黒沢の死を持って急に終わるのは決して荒唐無稽なものでは無いと思います。また、初期のような黒沢が日常と格闘する描写に戻っても冗長な繰り返しにしかならなかったのではないでしょうか。