Wikipedia:最近の出来事ページの整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最近の出来事ページへ寄稿するための情報
どうして最近の出来事ページがあるの? ウィキペディアのプロジェクトと読者は、このページにある記事から多大な恩恵を受けます。一つには、プロジェクトに人々がかかわる素晴らしい方法なのです(もし、我々が、あるタイムリーな主題について初めて記事を最初に用意したうちの一つなら、Googleでより高い順位に表示されるように思われます)。また、単にウィキペディアが、皆にとってより使いやすくなる素晴らしい方法でもあります。現在の興味を引く主題について、詳細で正確な背景をもつ記事を用意することにより、実際にすぐに皆の興味を引くことができます。しかし、このページが規則正しく、毎日、更新されなければ、相対的に制限された使い方になります。我々は、かなり規則正しく更新されるように気を付けるべきです。
ウィキペディアはニュースの報告ではない。我々は、ニュース速報の記事を書く作業をするべきではありません。ただし、アメリカ同時多発テロ事件のように、将来、その主題に関して「百科事典の記事」への重要な要請があると十分に自信を持てる場合は、この限りではありません。一つの重大な危険は、正確性を期すために新しい記事を「経過」のまま保とうとすることです。ウィキペディアンは、新しい記事を書き始めて、そして単にその主題への興味を失うかもしれません。するとすぐに、その記事は不正確なものになります。簡単に言うと、我々は、アマチュアのニュース組織をつくっているのではなく、プロのニュース組織と競合しようとしてもいけないということです。
最近の出来事は、ニュースの背景解説記事です。我々ができることは、おそらく、たいていの場合に(しばしば適切でない背景の情報を提供する)プロのニュース組織よりも、現在の出来事について洗練された理解を深く浸透させるような、主題に関する深い背景記事を書くことです。ですから、たとえば、我々はマザリシャリフが北部同盟に掌握されたという記事を書きたいのではなく、北部同盟、マザリシャリフ、民族紛争に関する記事を望んでいるのです。いろいろな意味で、そういう背景記事を用意することは、日々のニュースを追いかけること自体よりも重要なことなのです。
どのようにしてページを更新し続けるのか。いくつかのトピック、たとえばテロリズムは、ずっと何年もニュースであり続けます。他のトピックは、1, 2週間の間ニュースになり、いくつかは今日ニュースであっても明日はそうでなくなります。ですから、最近の出来事ページを最大限に活用するためには、毎日ニュースをチェックしている人が「毎日」更新する必要があります。おそらく、ページを更新し続ける優れた方法は、オンラインで(いや、オフラインでも)ニュースを読んでいる間、最近の出来事ページのウィンドウを開いておくことです。百科事典が提供する背景記事が有用になるような新しいトピックがニュースに現れたら、それを最近の出来事ページに追加して下さい。