朴慶南
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朴 慶南(パク・キョンナム、박경남、1950年 - )は作家、エッセイスト。鳥取県米子市生まれ。1972年、立命館大学文学部史学科卒業。
在日コリアンとして、高校までは日本名(新井慶子)を名乗っていたが、大学進学とともに本名の朴慶南に。大学卒業後、構成作家などを経て本格的な作家活動を開始。女性の視点から「人間の威厳」をとらえる切り口に定評がある。
1992年、第10回青丘文化奨励賞を受賞した。
[編集] 主な作品
- 『私以上でもなく、私以下でもない私』朴慶南(2003年、岩波書店)
- 『横浜ルネサンス』横浜信用金庫「横浜ルネサンス」制作室編(2003年、ダイヤモンド社)
- 『生きることを励ます。「江東区に夜間中学を!20年目の願い」講演会全記録』江東区に夜間中学・日本語学級を作る会編(2002年、樹花舎)
- 『続・生きること学ぶこと ゲスト講和集』清水寛編著(2002年、創風社)
- 『クレドサラヤジ それでも生きていかなくちゃ』朴慶南、セキ・ウサコ(2000年、北水)
- 『なんとかなるよ、大丈夫』朴慶南(1998年、小学館)
- 『命さえ忘れなきゃ(シリーズ生きる)』朴慶南(1997年、岩波書店)
- 『私の好きな松本さん』朴慶南(1995年、三五館)
- 『いつか会える』朴慶南(1995年、毎日新聞社)
- 『ポッカリ月が出ましたら』朴慶南(1992年、三五館)
- 『クミヨ(ゆめよ)!―キョンナムさんと語る』朴慶南(1990年、未来社)
[編集] 外部リンク
- ぽっかり月が出ましたら - 朴慶南公式サイト
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